共立出版 特殊真空管
トップページ
書籍一覧
サイトマップ
メール
FAQ
書籍番号:009
著作者名:浜田成徳
初版発行:1934年
<
目次
第1章 ダイナトロン
1.1 二次電子放出現象
1.2 二次電子放出による負抵抗と其測定法
1.3 ダイナトロンの起源と発達
1.4 ダイナトロンの一般特性
1 プレートダイナトロン
2 グリッドダイナトロンの特性
1.5 ダイナトロンの動作原理
1 プレートダイナトロンの理論
2 グリッドダイナトロンの理論
1.6 ダイナトロンの応用
1 ダイナトロンの発振器
2 ダイナトロンの増幅器
3 ダイナトロンの検波器
4 ダイナトロンの電波計
5 ダイナトロンによる高周波抵抗及誘電体損失等の測定
第2章 マグネトロン
2.1 マグネトロンの理論
1 磁界内の電子の運動
2 同心円筒電極(第一種のマグネトロン)
3 内部陽極(第二種のマグネトロン)
4 平面電極
5 特殊電極
2.2 マグネトロンの特性
1 外部陽極(第一種のマグネトロン)
2 内部電極(第二種のマグネトロン)
3 マグネトロンに及ぼすガスの影響
2.3 マグネトロンの応用
1 超短波の発生
2 マグネトロン増幅器及発振器
3 マグネトロンの其の他の応用
第3章 多極放電管
3.1 サイラトロン
3.2 サイラトロンの構造
1 陰極
2 陽極
3.3 サイラトロンの特性及原理
1 弧光中に存在するグリッド
2 サイラトロンにおける弧光始動の機構
3 始動時間及臨界グリッド電圧
4 陽イオン再結合に要する時間
5 陽極特性及管内電圧降下
6 外界温度の特性に及ぼす影響
3.4 サイラトロンの応用
1 制御整流作用
2 制御整流器の応用
3 サイラトロンを直流回路に使用した場合
4 蓄電器の放電による陽極電流の遮断
5 逆変流器回路
6 サイラトロンリレー回路
第4章 特殊真空管
4.1 超高周波用超小真空管
4.2 低雑音真空管
4.3 電位計用真空管
4.4 特殊構造の多極管
1 Princeの特殊四極管
2 同面グリッド四極管
4.5 静電容量を考慮した真空管
概要
本書は東芝の全身である東京電気株式会社の技術者が書いたもの。
著者 浜田成徳
東京電気株式会社 工学士
大正14年(1925)東京大学工学部電気工学科卒業、東京芝浦電気株式会社電子工業研究所長、東海大学理事長兼学長、東北大学教授、郵政省電波管理局長兼東北大学教授。
写真
p28 第一章
Hullのダイナトロン
ダイナトロンとは電力発生器の意味で、Hullが二次電子放出による負抵抗を利用して発振器をつくり、これに名ずけたのに始まる。
p75 第三章
サイラトロン
TX-931 TX-911
p92 第四章
電位計用真空管
UX-54
陽極電圧6V