真空管関連書籍一覧 | ||||
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著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
熱電子管 岩波書店 なし 藤村信次 改版1刷 大正13年10月25日 (1924年) 大正12年7月28日(1923年) 2円30銭 180ページ 15.1cm * 22.5cm |
目次 概要 著者 写真 |
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書籍番号001 |
備考 |
本書は大正13年10月に発行された改定第一刷。 初版は大正12年7月発行であるが、9月の関東大震災のため紙形が焼失したため改定したものである。 外国の書籍数冊を参考図書として上げてある。これらを元に書き上げたのだと思うが、 特性曲線は、著者の実測データが使用されている。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
熱電子管 第1巻 コロナ社 (東京) 無し バルクハウゼン Barkhausen 訂正3版 昭和8年2月20日 (1933年) 昭和6年10月18日 (1931年) 1円80銭 161ページ 15.1cm * 22.5cm |
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書籍番号002 |
備考 |
原書は1922年10月にドイツで発行されている。 ドイツが1914年から1918年まで第一次大戦を戦っていたことを考えると、 この時期にこのレベルの本を出版したことに驚嘆する。電子原論と増幅器 について解説している。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
熱電子管 第2巻 コロナ社 (東京) 無し バルクハウゼン Barkhausen 訂正再版 昭和8年11月15日 (1933年) 昭和7年6月20日 (1932年) 1円60銭 143ページ 15.1cm * 22.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号003 |
備考 |
書籍番号002の第1巻に続き、1925年にドイツで発行されている。 真空管発振器について解説している。ここには1920年バルクハウゼンと クルツによって発見されたBK振動の説明が3ページにわたってある。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
熱電子管 第3巻 コロナ社 (東京) 無し バルクハウゼン Barkhausen 初版 昭和9年11月25日 (1934年) 昭和9年11月25日 (1934年) 3円20銭 304ページ 15.1cm * 22.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号004 |
備考 |
書籍番号003の第2巻に続き、ドイツで発行されている。 著者の序文では1925年発行と読み取れるが、引用している文献 の日付が1928年のものが複数あるため、1928年以降の発行と 思える。 減幅緩和、整流器、受信機について解説している。減幅緩和と は聞きなれない言葉であるが、真空管が負性抵抗を示すことを こう呼んでいる。受信機ではヘテロダインの説明があるように、 電子管回路の説明もある。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
Die Elektronenrohren Druck und Verlag von Friedr... 無し Hans Georg Moller 2版 1929年7月 1920年5月 不明 262ページ 14.5cm * 21.6cm |
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書籍番号005 |
備考 |
ドイツで発行されたドイツ語の本。 内容についてはまだ正確には読み取っていない。 書籍番号002の著者バルクハウゼンはこの著者の同僚。 第一版はバルクハウゼン より2年早く1920年にドイツで出版されている。この2版は約10年後の1929年に改版 されたもので、ちょうどバルクハウゼンの翻訳本が日本で発行された時期と一致し ている。両者を比較するとドイツでのこの10年間の進歩がわかるはず。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電気とラジオ 学洋社 科学全集 原田三夫 再版 1932年2月15日 1930年7月15日 1円 312ページ 13.3cm * 19.4cm |
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書籍番号006 |
備考 |
サイトマップにあるリストを見るとわかるように、この時期に日本人の書いた 真空管関係の技術書はなかなか入手が難しく、1923年の熱電子管(藤村) から1933年の真空管(千葉)まで10年の空白期間がある。 本書は科学啓蒙書の類で、ここにリストアップするには異質な書籍であるが、 技術動向を知る上で何らかの価値があるかと考え上げてある。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管 共立社 無し 千葉茂太郎 改版 1938年8月25日 1933年6月8日 2円50銭 229ページ 15.5cm * 22.4cm |
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書籍番号007 |
備考 |
電子管の歴史から入ることなく、電子の運動を2ページ説明した後、 いきなり三極管の絵が出てくる。時代は真空管を当たり前のものに してしまった。本書は参照論文・書籍が一切かかれていない。 緒言で著者は出版を急ぎ時間がなかったため、参照論文の出所を 明らかにすることができなかったといっているが、資料としての 価値を損ねているようで惜しい。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管及其応用 共立社 (東京神田) 実験工学講座 今岡賀雄 初版 昭和8年7月16日 (1933年) 昭和8年7月16日 (1933年) 表示なし 102ページ 15.1cm * 22.5cm |
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書籍番号008 |
備考 |
書名のとおり、応用についての記述も多い。現在でも使用されている 電子楽器のテルミンの回路図や、超短波による高周波加熱、 サイラトロンによるカウンタ回路の紹介等、電子管が幅広く使用されていることを 示している。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
特殊真空管 共立社 (東京) 無線工学講座 浜田成徳 初版 昭和9年10月18日 (1934年) 昭和9年10月18日 (1934年) 表示なし 105ページ 15.1cm * 22.5cm |
目次 概要 著者 写真 |
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書籍番号009 |
備考 |
この時期、真空管は一般化され汎用的な真空管が開発されてきた。したがって電子管の教科書も、 基本原理から電子管回路へ軸足を移してきている。しかし、まだ一般化されていない電子管や、 性質上一般化できない種類の電子管もある。本書ではこのような一部特殊用途の電子管、 ダイナトロン、マグネトロン等について原理から説明をしている。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
熱電子放出理論 共立社 (東京) 無線工学講座 浜田成徳 初版 昭和9年7月7日 (1934年) 昭和9年7月7日 (1934年) 表示なし 136ページ 15.1cm * 22.5cm |
目次 概要 著者 写真 |
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書籍番号010 |
備考 |
真空管の中心は電子放出をつかさどる熱陰極にある。真空管の進歩発展はこの熱陰極の 発達によるところが多い。本書では電子放出現象を理論及び、実験結果から説明している。 理論面では、量子論的考察を進めており、最後の章では統計力学的考察を追加している。 リチャードソンの式から、仕事関数という考え方の導入までの経過もわかる。また、 熱電子放出の測定の際、陰極の温度の測定の難しさなど、工学的な説明も多い。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
受信真空管 共立社 (東京) 無線工学講座 大塚雄二 初版 昭和9年2月19日 (1934年) 昭和9年2月19日 (1934年) 表示なし 107ページ 15.1cm * 22.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号011 |
備考 |
真空管回路の説明が大半。 著者は前書きで、「常識的なことを一通り記述したに過ぎない」 とし、詳細を知るにはE. L. Chaffe の Theory of Thermianic Vacuum Tubesを薦めている。 この本は見たことが無い。 107ページの本文の後に付録として、当時主に使われていた真空管の 特性表、特性曲線を約60ページを使って紹介している。 メーカーはマツダ、RCA、Philps、Marconi である。 (3/2003) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電球及真空管 新光社 なし 本城巌・大塚雄二 初版 昭和9年9月13日 (1934年) 昭和9年9月13日 (1934年) 2円 220ページ 15.7cm * 22.8cm |
目次 概要 著者 写真 |
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書籍番号012 |
備考 |
電球について本城巌、真空管について大塚雄二が執筆している。電球と真空管をひとつの書籍にまとめる のは其の起源を考えると良くわかるが、真空管が発明されて30年もたった時点でも類似技術とみなされて いるということ。 真空管発明のきっかけとなった電球のまとまった資料として有用である。真空管 については網羅的で、真空管の写真を多用し、読み物としてまとめてある。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管回路 修教社書院 なし 廣田友義 初版 昭和11年4月21日 (1936年) 昭和11年4月21日 (1936年) 四円五十銭 525ページ 15.8cm * 22.4cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号013 |
備考 |
真空管は幅広く用いられるようになり、使い方を主にした書籍の発行がされている。 本書も約10%を真空管の説明で、それ以外は真空管回路の説明になっている。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管回路 修教社書院 なし 廣田友義 七版 昭和16年5月5日 (1941年) 昭和11年4月21日 (1936年) 四円五十銭 525ページ 15.6cm * 21.3cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号014 |
備考 |
書籍番号012の五年後に出版された7版。装丁が変わり、大きさが少し小 さくなったほか内容に変化はない。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空工学 オーム社 東京・大阪 新興基礎電気工学講座 星合正治 初版 昭和11年10月1日 (1936年) 昭和11年10月1日 (1936年) 不明 167ページ 15.3cm * 21.1cm |
目次 概要 著者 写真 |
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書籍番号015 |
備考 |
真空管ではなく真空工学。 序に書いているように筆者は電気工学を修めたが真空工学については書物からの知識と実験室内での狭い経験を基に書いている。それであるからかどうか分からないが、いろいろなエピソード 、自分の思うところなどをそこここにちりばめ、読み物としても面白い。(07/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子とその作用 オーム社 東京・大阪 新興基礎電気工学講座 星合正治、本多侃士 初版 昭和11年5月1日 (1936年) 昭和11年5月1日 (1936年) 不明 224ページ 15.3cm * 21.1cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号16 |
備考 |
この著者は同名の書籍を20年後に出版している。 書籍番号32 本多博士との共著になっているが、平賀源内が出てきたり、星合博士の楽しめる文章の雰囲気は残っている。(08/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管(其の二) オーム社 東京・大阪 新興基礎電気工学講座 星合正治 初版 昭和12年9月2日 (1937年) 昭和12年9月2日 (1937年) 不明 280ページ 15.3cm * 21.1cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号17 |
備考 |
電子管(其の二)では光電管と陰極線管を扱っている。 電子管(其の一)は入手できていない。 (08/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管工学 理工学出版 (東京小石川) なし 浜田成徳 十版 昭和19年10月30日 (1944年) 昭和12年9月2日 (1937年) 6円 315ページ 15.0cm * 21.0cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号018 |
備考 |
太平洋戦争末期に印刷されており、紙質が悪く印刷も悪い。 この時期この版が10,000部印刷されている。 書籍番号008の今岡賀雄「真空管及び其の応用」(1933年) の序には「日本の技術が諸外国に追いつき外国製品を殆ど完全に駆逐する域に達した」 と記しているが、本書では「わが国における真空管の研究は欧米各国に比して はるかに遅れ、1919年ころに始まる。 今日日本の真空管工業が材料、製作法及び 応用等あらゆる方面において欧米に先を越されている感のあるのはいささかやむ得ないことと思う。」と記述されている。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管回路 共立社 (東京神田) 電子工学講座 千葉茂太郎 初版 昭和12年10月22日 (1937年) 昭和12年10月22日 (1937年) 表示なし 201ページ 15.0cm * 21.0cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号019 |
備考 |
真空管の3定数から話が始まっている真空管回路の教科書。 真空管による増幅、発振、 検波について高周波での応用に主眼を置いている。したがってリードインピーダンスを 下げたエーコン管のような形状の真空管の紹介や、中和の取り方を紹介している。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管 A 共立社 (東京神田) 電子工学講座 小林正次 初版 昭和12年12月9日 (1937年) 昭和12年12月9日 (1937年) 表示なし 122ページ 15.1cm * 22.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号020 |
備考 |
技術レベルは非常に高く、今日でも教科書として通用する。 巻末の真空管の一覧表を見ると、米国、英国、ドイツに並び 東洋の島国、日本の東京無線電気や日本電気の頑張りが頼もしい。 主に、真空管の基本原理と送信管の説明。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管 B 共立社 (東京神田) 電子工学講座 小林正次 初版 昭和13年3月22日 (1938年) 昭和13年3月22日 (1938年) 表示なし 80ページ 15.1cm * 22.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号021 |
備考 |
書籍番号016からの続きでページ番号が振られている。 主に受信管についての解説。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管 C 共立社 (東京神田) 電子工学講座 小林正次 初版 昭和13年10月20日 (1938年) 昭和13年10月20日 (1938年) 表示なし 54ページ 15.1cm * 22.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号022 |
備考 |
書籍番号017からの続きでページ番号が振られている。 特殊真空管の説明。 今日電子レンジに用いられている マグネトロンや、超高周波用エーコン管、電子増倍管 など、今日知られている殆どすべての特殊管が網羅され ている。 | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管 I 熱電子真空管 オーム社 なし 星合正治 2版 昭和13年2月15日 (1938年) 昭和14年1月5日 (1939年) 2円20銭 298ページ 14.6cm * 21.1cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号023 |
備考 |
一年前に発刊された新興基礎電気工学講座の電子管の部分をハードカバーで出したもの。したがって内容はまったく同じ。 オーム社は戦時中電気日本社と名前を変えこの本を再び出版している。 (10/2005) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管 II 光電管並びに陰極線管 オーム社 なし 星合正治 初版 昭和13年2月15日 (1938年) 昭和13年2月15日 (1938年) 2円 280ページ 14.6cm * 21.1cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号024 |
備考 |
一年前に発刊された新興基礎電気工学講座の電子管の部分をハードカバーで出したもの。書籍番号17と内容はまったく同じ。 (10/2005) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管 III 放電管 オーム社 なし 星合正治 初版 昭和13年2月15日 (1938年) 昭和13年2月15日 (1938年) 2円10銭 295ページ 14.6cm * 21.1cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号025 |
備考 |
一年前に発刊された新興基礎電気工学講座の電子管の部分をハードカバーで出したもの。したがって内容はまったく同じ。 (10/2005) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管 電気日本社 なし 星合正治 8版 昭和13年2月15日 (1938年) 昭和19年1月21日 (1944年) 2円30銭 298ページ 15.2cm * 21.4cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号026 |
備考 |
書籍番号23と同じもの。 出版社の電気日本社とはオーム社の戦時中の名前。 (10/2005) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子の原理・解説・装置 ラジオ科学社 なし ラジオ科学社編 初版 昭和13年2月25日 (1938年) 昭和13年2月25日 (1938年) 80銭 172ページ 15.0cm * 22.1cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号027 |
備考 |
一般向け科学啓蒙書であるが、かなり細かく記述している。 解説、原理編は逓信省電気試験所の25人、装置編は日本放送協会の14人で分担して書いている。量子論から電子の波動的性質を説明し、電子の回折による 干渉の写真を掲示しているなど先端の知識を、科学啓蒙書の定石どおり数式を使わずに、紹介している。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
特殊熱電子管 修教社書院 東京 なし 岡部金治郎 初版 昭和15年9月3日 (1940年) 昭和15年9月3日 (1940年) 2円20銭 106ページ 15.5cm * 21.3cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号028 |
備考 |
マグネトロンの開発に力を注いだ、日本が世界に誇る岡部博士の著作。 全11章からなり、マグネトロンについてはその内の一章をあてている。 (3/2003) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
特殊熱電子管 修教社書院 東京 なし 岡部金治郎 再版 昭和18年11月20日 (1943年) 昭和15年9月3日 (1940年) 2円26銭 106ページ 15.5cm * 21.3cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号029 |
備考 |
書籍番号46の再版。内容に変更なし。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
ブラウン管及陰極線オシログラフ 共立社 なし 泉川清、岡修一郎 初版 昭和17年2月15日 (1942年) 昭和17年2月15日 (1942年) 3円80銭 291ページ 15.5cm * 21.4cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号030 |
備考 |
ブラウン管も立派な真空管の一種です。技術的にも電子幾何光学ありなど非常に面白い。 コンピュータ・シミュレーションのできなかった当時、電子レンズの収束を調べるため、 模型を作り電解液中で電位を測定しラプラス方程式を解いている。 本書は東芝でオシロスコープの開発にあたった技術者が書いたもの。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管材料学 有隣堂出版 なし Espe, Knoll 初版 昭和20年2月15日 (1943年) 昭和20年2月15日 (1940年) 10円40銭 539ページ 15.5cm * 21.4cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号031 |
備考 |
太平洋戦争の終戦半年前に出版された書籍。紙質は悪いが、この種の本では珍しくカラー写真のページがある。訳者は日本無線の船曳春吉。内容もしっかりしており、文献も充実していて、資料として一流。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管の物理 河出書房 なし 小島昌治 再版 昭和26年3月25日 (1951年) 昭和22年8月25日 (1947年) 120円 100ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号032 |
備考 |
多くの本が工学的見地から記述されているとし、本書は真空管を理学的立場から書いている。熱電子放射の説明においてフェルミ分布を使い、リチャードソンの式と同形の式を得ている。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
Vacuum Tubes McGraw-Hill Electrical and Electric Engineering K.R. Spangenberg Asian Students'版 昭和23年1月 (1948年) 昭和23年1月 (1948年) 不明 860ページ 15.2cm * 21.3cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号033 |
備考 |
スタンフォード大学で教科書として使われていたもの。英文。彼我の差をみるにつけ、感ずる事が多い。ファインマン物理学(岩波書店)を見たときも同じようなショックを受けた。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
超高周波電子管入門 修教社 なし 松尾幸人 初版 昭和23年9月10日 (1948年) 昭和23年9月10日 (1948年) 270円 163ページ 15.5cm * 21.1cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号034 |
備考 |
同じく修教社から出版された「超高周波電子管」(書籍番号26)の入門編としている。紙質が悪い。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
超高周波電子管 修教社 高周波科学論叢 岡部金治郎、 宇田新太郎、 三戸佐内 再版 昭和27年3月30日 (1952年) 昭和24年5月30日 (1949年) 800円 374ページ 15.5cm * 21.1cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号035 |
備考 |
豪華メンバーで書いている。まとまりがつくのかと思うが、各著者が独立の章を書いていて、ページ数まで各自が振っている。 岡部金治郎が「超高周波電子管総論」の章を、宇田新太郎が「速度変調管」、三戸左内が「進行波管」の章をそれぞれ担当している。 3冊の本が合冊になっていると思えば実態に近い。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
真空管の理論的解析 日本放送出版協会 なし 木名瀬松寿、小笠原直行 初版 昭和24年1月10日 (1949年) 昭和24年1月10日 (1949年) 200円 138ページ 15.2cm * 21.0cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号036 |
備考 |
真空管の物理(書籍番号023)が物理学的見地から記述しているのに対し、 本書は真空管の物理形状が与えられたときの特性を解析する方法を説明している。 真空管を使うためではなく、真空管を設計するための教科書である。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
テレビジョン 上巻 昇竜堂 なし 高柳健次郎 再版 昭和27年5月30日 (1952年) 昭和25年9月25日 (1950年) 300円 224ページ 15.2cm * 21.0cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号037 |
備考 |
日本のテレビジョン開発の第一人者の著作。一流の人の書いたものは優れたものが多いが、これもそのひとつ。 「テレビジョンは経済的理由により日本では早急な実用化は当分望めないが、しかし早晩実施されることを信ずる」 と前書きに記している。隔世の感がある。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
テレビジョン 下巻 昇竜堂 なし 高柳健次郎 再版 昭和27年5月30日 (1952年) 昭和25年10月1日 (1950年) 350円 260ページ 15.2cm * 21.0cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号038 |
備考 |
書籍番号029から通し番号でページが振ってある。 そのほか下巻補として米国における天然色テレビジョンの発達が16ページ追加されている。 1951年の資料を引用しているので、再版時に追加されたと思われる。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管とその応用 遞試社 なし 遞試社編集部 初版 昭和28年6月30日 (1953年) 昭和28年6月30日 (1953年) 150円 100ページ 15.4cm * 21.0cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号039 |
備考 |
著者名が書かれていない。電力技術者を対象として書かれた電子管工学の本である。先輩の名前として吉田聖一、 只野文哉の名前が挙がっているが、逓信省電気試験所関係か。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
超短波真空管 オーム社 電子工学講座 三戸佐内 初版 昭和31年11月15日 (1956年) 昭和31年11月15日 (1956年) 550円 254ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号040 |
備考 |
リード・リアクタンスの問題から、速度変調、進行波管、マグネトロンまで説明している。最後にはサイクロトロン、シンクロトロンの説明まである。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子とその作用 オーム社 電子工学講座 星合正治、島村道彦 初版 昭和31年3月30日 (1956年) 昭和31年3月30日 (1956年) 450円 259ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号041 |
備考 |
同名の書籍を20年前に出版している。 書籍番号40 共著者を島村道彦に変え、駄句を廃止したというように、普通のまじめな教科書になってしまった。 前著に無かった原子の構造の章を設け、量子論から説明している。 ボーアの仮説が発表されたのが1912年であるから40年以上経っていることになる。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
テレビ用電子管 オーム社 電子工学講座 山下彰 初版 昭和32年5月30日 (1957年) 昭和32年5月30日 (1957年) 580円 281ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号042 |
備考 |
撮像管とブラウン管の説明。テレビ球というと思い出す水平偏向管の説明はない。 プレート電圧が低くてもパワーが出たのだけれど。(8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管工学 コロナ社 標準電気工学講座 浜田成徳、和田正信 22版 昭和48年3月10日 (1973年) 昭和32年9月30日 (1957年) 950円 245ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号043 |
備考 |
約15パーセントのページが半導体の説明にさかれている。 バイポーラトランジスタ、FET,SCR等も説明されている。 取り扱う内容がどんどん増えているため、個々のトピックに対して深く説明するのが難しくなってきている。 工学部の講義と併用する目的で書かれているので、この本だけで深い理解を得るのは難しいかもしれない。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管工学 コロナ社 標準電気工学講座 浜田成徳、和田正信 29版 昭和54年4月10日 (1979年) 昭和32年9月30日 (1957年) 1600円 245ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号044 |
備考 |
書籍番号034の6年後に出版され、内容は変わっていない。 変わったのは定価だけで、年率10%以上のインフレだったことを思い出させる。 真紀子さんのおとーさんが所得を倍にしてくれると言ってたころです。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管回路 上 岩波書店 なし Samuel Seely 5刷 昭和41年4月10日 (1966年) 昭和35年5月10日 (1960年) 900円 343ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号045 |
備考 |
原著は1958年発行、米国の学生向けの教科書を訳したもの。 訳者は抜山大三となっているが十数人で翻訳したと書いてある。電子管回路の教科書であるが、半導体回路の説明もある。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管回路 下 岩波書店 なし Samuel Seely 5刷 昭和42年10月20日 (1967年) 昭和35年10月27日 (1960年) 950円 665ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号046 |
備考 |
書籍番号037の下巻。 原著は一冊であったものを二冊に分けてある。上下巻通しでページが振ってある。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管 オーム社 無線技術講座 星合正治、岡村総吾 初版 昭和34年5月30日 (1959年) 昭和34年5月30日 (1959年) 620円 306ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号047 |
備考 |
星合正治著とあるので期待したが、前書きにあるように実際の著作は岡村総吾とのことで、駄文の類は無く寂しい。やはり半導体について一章を使って説明している。講義併用前提の教科書。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
電子管工学3 コロナ社 電気通信学会大学講座 山本賢三、長谷部堅陸 初版 昭和35年9月5日 (1960年) 昭和35年9月5日 (1960年) 300円 209ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号048 |
備考 |
電子管工学を3巻でまとめている。本書はその3巻目で、放電管について記述されている。このくらい細分化されると気体運動論から説明に入ることができ、理解もしやすい。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
多極真空管 技報堂 なし M.J.O. Strutt 初版 昭和36年11月25日 (1961年) 昭和36年11月25日 (1961年) 800円 266ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号049 |
備考 |
原著は1940年ドイツで発行されている。翻訳は平島正喜博士。 20年も前の本を何故とも思えるが、1948年に平島先生が技報堂から出版した最新多極真空管(上下巻)の改訂版である。 「進行波管とブラウン管は絶対に半導体に置き換わらないのだ」とおっしゃっていた平島先生の授業を懐かしく思い出しています。 (8/2002) | ||
著書名 出版社 シリーズ名 著作者 版 発行日 初版発行日 定価 ページ数 サイズ |
半導体と電子管 CQ出版社 なし 岡部豊比古 初版 昭和57年10月15日 (1982年) 昭和57年10月15日 (1982年) 不明 209ページ 15.2cm * 21.5cm |
目次 概要 著者 |
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書籍番号050 |
備考 |
真空管について書かれた最後の教科書のひとつでは無いかと思う。 これは無線従事者国家試験に電子管が出題されるからで、国家試験対策用テキストである。 10年も前に日本では真空管の製造が打ち切られ始めているのに、この時期新たに書き起こされた理由はこういうことである。 岡部先生の下で卒論を書かせていただいたのが、思い出に残っています。 (8/2002) | ||
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